口臭の対策

口臭の対策ですが、まずは、寝る前と起きたときに、丁寧に歯を磨くなど、口の中のケアをすることです。口の中のケアをしても、どうしても駄目な場合は、ケースに応じて、対策をたてる必要があります。

1.口の中に問題があるとき
歯槽膿漏、歯周病、虫歯など、歯や歯茎に問題がある場合は、歯科医にいくことで、治療できます。

2.常に、口腔内乾燥が起こるとき
常に、口腔内乾燥が起きて、口臭がする場合は、唾液の分泌が少ないことや、口で息をする癖がついていることが原因だと考えられます。

一般的に、水分の摂取量が少ないとき、薬を飲んでいるとき、体調が悪いとき(寝不足など)、精神的に何かあるとき(緊張しているなど)等に、唾液の量が少なくなるので、この中で、自分で何とかなる「水分の摂取量」を増加させるようにしましょう。つまり、積極的に、水分を摂ることで、唾液を出やすくすることができて、その結果、口臭も抑えることができます。
また、口で息をする癖がついている場合は、意識して、鼻で息を吸うようにしましょう。ちなみに、口で息をしていると、口が乾燥して、虫歯などの歯の病気が悪化しやすくなります。
あとは、「舌を動かして、唾液を出す」という対策も有効だといわれています。

3.内科的に問題があるとき
たとえば、胃のピロリ菌が問題になるように、内科的に問題があるときは、内科の問題なので、内科医にいくことをお勧めします。

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